Google広告の管理画面からビュースルーコンバージョンを確認する方法は？
mikifujimotoGoogle広告でビュースルーコンバージョンを確認するには、Google広告の管理画面で適切な設定を行い、コンバージョントラッキングを確認する手順を実行する必要があります。以下は、Google広告でビュースルーコンバージョンをチェックする基本的な手順です。
1. コンバージョンアクションの設定
ビュースルーコンバージョンを追跡する前に、適切なコンバージョントラッキングが設定されていることを確認します。
- Google広告のアカウントにログインします。
- 「ツールと設定」メニュー（レンチアイコン）をクリックします。
- 「測定」セクションの「コンバージョン」を選択します。
- 「+ コンバージョン」ボタンをクリックして、新しいコンバージョンアクションを設定するか、既存のコンバージョンアクションを確認します。
2. レポートでビュースルーコンバージョンを表示
ビュースルーコンバージョンを含むレポートを表示するための設定を行います。
- Google広告のアカウントの左側のメニューから「キャンペーン」、「広告グループ」、または「広告」などのレベルを選択します。
- 「コンバージョン」または「コンバージョン率」の列をレポートに追加します。
- 「列」アイコンをクリックし、「列を変更」を選択します。
- 「コンバージョン」セクションを探し、必要なコンバージョン関連のデータ（例えば、「ビュースルーコンバージョン」）を選択して、「適用」をクリックします。
3. ビュースルーコンバージョンのデータを確認
設定したレポートに基づき、ビュースルーコンバージョン数やその他関連するメトリックスを確認します。
4. アトリビューションモデルの考慮
ビュースルーコンバージョンを解釈する際は、使用しているアトリビューションモデルを理解することが重要です。Google広告では、「最終クリック」や「リニア」など複数のアトリビューションモデルを選択でき、それぞれのモデルがコンバージョンへの貢献を異なる方法で評価します。
これらのステップを通じて、Google広告の管理画面でビュースルーコンバージョンのデータを確認し、キャンペーンの全体的なパフォーマンスをより深く理解することが可能です。
上記の手順で確認したところコンバージョンは６、ビュースルーコンバージョンは０となっっています。これはどのように考えればいいですか？
Google広告でコンバージョンが記録されているものの、ビュースルーコンバージョンが0と表示されている場合、いくつかの要因を考慮する必要があります。こうした状況を理解するための考察点をいくつか挙げてみます。
1. 広告の種類と目的
- クリック重視の広告: ビュースルーコンバージョンは主にディスプレイ広告や動画広告で重要視されます。もしキャンペーンが検索広告やその他クリックを強く促す広告（パフォーマンス広告）に集中している場合、ビュースルーコンバージョンは少なくなるかもしれません。
- 広告の露出と表示: 広告がユーザーに目に留まるように設計されていない場合、または表示回数が少ない場合、ビュースルーコンバージョンは起こりにくいです。
2. トラッキングの設定
- ピクセル/タグの設置: ビュースルーコンバージョンのトラッキングは、適切に設置されたトラッキングタグやピクセルに依存します。これらが正しく設定されていない場合、ビュースルーコンバージョンが記録されないことがあります。
- アトリビューションウィンドウ: ビュースルーコンバージョンのアトリビューションウィンドウ（通常は1日から30日）が短すぎると、広告の影響を受けた後での遅れたコンバージョンが捉えられない可能性があります。
3. ユーザーの行動
- 直接的なアクションの優位: ユーザーが広告をクリックしてすぐにコンバージョンする場合、ビュースルーコンバージョンとしては計上されません。これはユーザーが広告の内容を即座に理解し、行動を起こしたことを示しています。
4. 広告の効果と最適化
- 広告の再評価と最適化: コンバージョンは発生しているものの、ビュースルーコンバージョンが0である場合、広告の視認性や魅力が不十分である可能性があります。広告のデザイン、メッセージ、ターゲティングを見直すことで改善できるかもしれません。
5. 統計的な信頼性
- データ量の問題: もし広告の展示数やキャンペーンの規模が小さい場合、ビュースルーコンバージョンが発生しないこともあり得ます。より長い期間またはより広い範囲でデータを収集することで、より正確な傾向を掴むことができます。
このように、ビュースルーコンバージョンが0という結果は、キャンペーンの特定の側面が改善される余地があることを示唆しています。このデータを基にして広告戦略を見直し、必要に応じて広告の展開方法や内容を調整することを検討すると良いでしょう。
